こちらの動画にご質問いただきました。↓
目次
1.発明のパターン3つ
私が記事にしたり動画にしている発明やDIYは、主に3つのパターンから生み出されます。
☑︎作りたいものから考えるパターン
☑︎ふと思いつくパターン
☑︎ネタ出しから思いつくパターン
どれも偶然生まれているようなイメージかもしれませんが、実は発明には「ルーチン」があります。
私がいつも実践している「アイデアを具体的にして実現させる」ルーチンをご紹介します!
2.発明のルーチン
①新しいものをすぐ試す
今回はダイソーの樹脂粘土の新色が出たときに行ったルーチンです。
今まで購入してきた方は気づきかと思いますが、パッケージが変わりました。
それに伴い、新色が発売されていたので全6色購入して色々試作をしていこうと思います!
開けてみるとこのような色合いでした。
全体的に薄い色で、ほんわかしたやさしい可愛らしさがあります。
②作りたいものをイメージする
作り始める前に作るものをイメージして、家にあるほかの材料や道具を手元において準備しておきます。
いよいよ、試作を始めます!
それぞれを細く丸めて伸ばして、このまま押し出し機に入れてみます。
よいしょ…
か、固い!動きません。
③うまくいかないということがわかって大成功
パーツを一部外してやっと押し出すことができました!
ハートの金太郎飴のようなものができました。
④他のパターンで作ってみる
次に適当にぐちゃっと混ぜたものができたので、伸ばしてみようと思います。
粘土の工作にはおすすめの、粘土用ローラー。
わかりにくいですが、割とかわいい色合いでできたのでこのまま乾燥させてみます。
今度は単色で伸ばしたものをレイヤーになるよう重ねていきます。
5色全て重ねました♪乾燥させてみましょう。
シリコンモールドに詰めていきます。の前に、モールドオイル(パジコ)で取り外しやすいように準備します。
このようにシリコンモールドに塗っておくと、乾燥後に取り出しやすくなります。
小さくちぎっていろんな色を少しずつ詰めてみました。乾燥させてみましょう。
⑤途中で思いついたらすぐやってみる
思いつきました!
先ほどのレイヤー粘土をコップで型抜きしてみます。
クッキーの型などがおすすめですが、ちょっと手元になかったのでコップで。
周りを取り除いて…
中を取りだ…!?
そっか、これだと取り出せないですね!(笑)
とりあえず置いておきます。
⑥一度やってみて良かったことを発展させる
長細くしたものは色合いも加工も面白そうだったので、5色全部捻ってみます。
今日の試作はおもいつくままに手を動かしています。
どんなものができるかわからない状態で作っていますが、楽しみです!
ねじり上げたら、とても可愛い感じの色合いになりました!
巻いてみようと思います。
外国のキャンディーみたいでとても可愛いです♪
ロリポップにしよう!セリアのプラスチックスティックを刺していきます。
余った粘土でも同じように作ってみました!
今度は細長く伸ばした樹脂粘土をくるくる巻きつけて、またロリポップを作ってみます。
柄が細かくてさっきより好みです。
かわいいロリポップができました!これは期待できそうです。
⑦道具との組み合わせも試してみる
こちらはクッキー用のスタンプです。「LOVE」を選んで、押してみようと思います。
ちょっと「e」の部分が欠けてしまいました!乾燥させてみます。
こちらはセリアのおかずカップです。
単色を重ねて詰め込んだのですが、開けてみると…
綺麗なレイヤーが出てきました。
こちらは、ダイソーのシリコン鍋敷です。
茶色の粘土を乗せて、ローラーで伸ばしていきます。
丁寧に剥がすと、このように模様が出ています。
クリーム絞りで、クリームっぽい粘土を作ってみたいと思います。
おおお。固すぎて全く出てきません…!
これは、次回違うものでクリーム絞りを使うことにしたいと思います!
⑧シンプルに戻って手と脳を休める
あまった樹脂粘土を混ぜて細長く棒状にしてみます。
これと言って何も思い浮かびませんが、乾燥させましょう。
14パターンほどの試作品が完成しました!
このまま乾燥するまで置いておきます。
3.試作品を仕分けする
1日経って乾燥したので、「仕分け」作業をしていきます。
イメージ通りにできたものや、アイデアが浮かんだものは次のステップへ進めていきます!
ネタ帳行きは、動画では使用しないボツネタになります。
色合い○
形△
アイデア△
→ネタ帳行き
クッキー用スタンプで「Love」を書いたハートです。
チョコレート感を出したらどうかと思ったので油性ペンでなぞってみますが…
形×
質感×
→ネタ帳へ
小さいロリポップ&ピンクのハート
かわいい◎
アイデア◎
→次のステップへ!
一番最初の金太郎飴のハートをカットしましたが、
形 ×
質感 ×
→ネタ帳へ
まぜて平に伸ばしたもの
色合い◎
アイデア△
→次のステップへ
シリコン鍋敷で作った茶色の粘土は、丸めてワッフルコーンを作ってみました。
アイスクリームやお菓子の可愛らしさを想像していましたが、パステルカラーに合わない茶色だったので今回はネタ帳へ。
おかずカップで作ったレイヤーは、カットしてみます。
綺麗な色なので、次のステップへ進めてみます!
コップで型抜きした粘土です。乾燥したら少し縮んだので取り出せました♪
こちらも次のステップへ進めます。
いろんな色を混ぜて作ったロリポップは、間違いなく可愛いので次のステップへ!
細く捻った方も問題なく可愛いので次のステップですね。
こちらの方が好みです!
ただ丸めて長細くしただけのこちらは、
ペンとしてのアイデアが浮かんできたので、次のステップへ進めます!
14種類→5種類が次のステップへ進みます。
次は、この5種類をテーマに沿ってさらに仕分けします。
2回目の仕分けのテーマは
「作品にしたときの仕上がりがしっかりイメージできるか」
「使い難かったり、作るのが難しすぎないか」
といった視点で考えていきます。
こちらのロリポップは、可愛いので名残惜しいですが…
結構重たかったので、ネタ帳行きにします。
小さいロリポップはサイズ感も重さもちょうど良いので残します。
細長い粘土を組み合わせて、かわいいペンが作れそう!
と思いついたので、次のステップへ!
このロリポップとコップの型抜きも、今回はネタ帳行きにします。
おかずカップの粘土はさらにカットしてみるとケーキのようなイメージになったので次のステップへ!
仕分けもたのしい。
4.試作の最終段階
ダイソーのホロパーツをケーキにデコレーションしてみます。
ボンドを塗って振りかけました。
色もあっていて結構可愛いです!これを作品に仕上げていきます。
キーホルダーにしていきましょう。
ボンドが乾いたら、ヒートンを回しながら差し込みます。
試作品から受けたインスピレーションで、ボールペンの替え芯を用意してみました。
細長い粘土とロリポップを組み合わせて、ミニボールペンを作ってみます。
中央に打ち目で穴を開けていきます。
※危ないので、小さい子は大人の人にやってもらってね!
ロリポップの方も穴を開け、ボルペンを通します。
とても良い試作品が出来上がりました!
撮影の前には、このようにたくさんの実験をしています。
たくさんボツネタがあって失敗しているように見えるかもしれませんが、この2つの採用ネタを作るには12個の試作も必要でした。
どんなことでも最初から完璧にできないけど、
楽しんで取り組むことで脳ミソがシワシワになって、
心と体の経験が積み重なっていきます!
試作の後は、予め余分に買っておいた樹脂粘土で本番用の撮影をしてみなさんにお届けしています。
これからも、簡単かわいくすぐできるDIY記事をどんどん出していきますので、ぜひお楽しみに!
みんなで作ってみて、できた!の「脳ミソシワシワ〜!」を味わおう!
5.動画で見る
今日も最後までご覧いただきありがとうございました!
アヤクフルでした!
自己紹介の動画にご質問をいただいていた、
「どうやってDIYを考えているの?」
という質問のお返事記事です。
いつもと違う感じをお楽しみにください♪