つまみ細工とは?
つまみ細工は日本の伝統工芸品で、江戸時代頃に織物の切れ端で小物を作るようになり発展していきました。
現在は東京都の公式な「伝統工芸品」に指定されています。
そして今回は、ヘアアクセサリーにアレンジ。ヘアクリップとバレッタも用意しました!
つまみ細工の手順はとっても簡単ですが、ボンドを乾かす時間がかかります。
最後の方では、つまみ細工の「時短テクニック」もご紹介します!
待ち時間を短くしたいなぁという方はぜひ、後半の作り方を参考にしてくださいね。
ダイソーのつまみ細工キットで丸つまみを作ろう!
このようなお花が出来ますので、早速作っていきましょう!
つまみ細工には大きく分けて2種類あります。
丸つまみ・・・丸い花びらの桜のような形
剣つまみ・・・細長い花びらの菊のような形
今回は丸つまみを作っていきます!
準備するものはこちら!
・はさみ
・ピンセット(先の尖ったもの)
・チャコペン(ペンならなんでもOK♪)
・接着剤(今日はボンド)
・洗濯バサミ(10個)
材料に厚紙と書いてありますが無くても大丈夫でした。
そして、ヘアアクセサリーのパーツです。
キットの中身をご紹介します!
台紙は取扱説明書になっていました。
布が3色3枚、穴のないビーズが入っています。
布のサイズは、縦×横=7cm×10cmです。
この生地を、3cm×3cmのサイズに5枚カットしていきます!
ちりめんの素材がつるつるなので、強く線を引いたり、ハサミで切るときにコツが必要でした。
小さい子は、布のカットまでは大人の人にやってもらってね♪
ボンドとピンセット、クリップを用意しておきます。
まず、角を合わせて三角形に折り、更にもう半分小さい三角形を折ります。
次は、真ん中あたりをピンセットで摘んだら、1枚だけ手前に折り返します。
ピンセットでつまみ直し、反対側も折り返します。
折り返した状態を保つためにピンセットでもう一度つまみなおします。
毛羽立っている糸をハサミで切り整えます。
切れ端部分にボンドをたっぷり付けて、花びらを固定させます。
たっぷり塗ったら、洗濯ばさみで花びらの根本をはさみます。
花びら1つに2つの洗濯ばさみをこのように使ってください。
これでボンドが乾いたら花びらの完成です。
この作業を5回繰り返しますよ♪
手順のおさらい
1.三角形を折る
2.もう半分三角形を折る
3.両サイドを谷折りしてもう半分小さい三角形を作る
4.切れ端の糸を切り整え、ボンドをたっぷり塗る
5.クリップなどで固定し、ボンドを乾燥させる
5つの花びらのボンドが乾いたようなので、クリップを外します。
ボンドがしっかり乾いて固定されています。花びらの方はふっくらしていますね。
この花びら5枚を組み立てていきます。
まず、布を広げて丸い花びらの形を作ります。
先程余った布を土台にして、ここにボンドで固定します。
土台に、丸くボンドを塗り拡げます。
ボンドの上にナビラをバランス良くつけていきます。
このときのコツは、花びら同士に隙間を作らないこと!
ギュッとくっついていたほうが可愛く仕上がりますよ♪
ボンドが乾く前に全体のバランスを整えて真ん中にボンドをたらし、
パールを乗せていきます。
小さいので、ピンセットを使うと失敗しにくいですよ!
よいしょと。
そしてこのまま乾燥させます!
ボンドの種類や室内の状況にもよりますが30~60分くらいで乾燥します。
乾燥したものがこちらです!台座にした布が少し縮んでいますね。
では、最後の仕上げでいらない部分をカットしていきます。
花びらの中心ギリギリまでカットするときれいです。
小さい子は大人の人に手伝ってもらってね♪
カットすると、つまみ細工のできあがりです!
裏面はこんな感じです。
つまみ細工のバレッタ♪
バレッタにつまみ細工のお花を付けていきます。
ボンドをバレッタに塗って、お花を取り付け乾燥させます。
隙間が出ないようにくっつけると可愛く仕上がりますよ。
乾燥したら、つまみ細工のバレッタの完成です!
時短テクニック!すぐ作れるつまみ細工の作り方!
便利な材料はこちら。
ダイソーで売っている、「貼れる布」シリーズです。
シールになっていて、裏の剥離紙(はくりし)が方眼になっています。
この方眼を利用すると測る必要がなく3cm×3cmの花びら素材をカットできちゃいます。
剥離紙を剥がさずに、花びらを折っていきます。
手順のおさらい
1.三角形を折る
2.もう半分三角形を折る
3.両サイドを谷折りしてもう半分小さい三角形を折る4.切れ端の糸を切り整え、ボンドを貼る
5.クリップで固定して、ボンドを乾燥させる
固定にもボンドは使いません!
このように細長いサイズの貼れる布を用意しておきます。
そして、花びらの剥離紙を剥がして、折り目をガイドに花びらを折ります。
折り目以外でくっつかないように、ゆっくり作業します。
花びらが折れました!
細長い布の剥離紙を剥がして、固定部分に貼りけます。
ボンドの代わりに、貼れる布で固定してしまいます!
はみ出した部分はカットします。
すると、ボンドで乾かしたあとの花びらがもう出来上がっています。
花びらを広げて形を整えます。
5枚作ったら、最初と同じように台座にボンドを塗り拡げて花びらをくっつけていきます。
中央にボンドを落とし、ピンセットでビーズを置いて乾かします。
穴のないビーズがおすすめです。買うときに気をつけてみてね。
ボンドが乾いたら、不要な布をカットしていきます。
裏はこんな感じです。
貼れる布で作った「つまみ細工」の完成です~!
最初に作ったつまみ細工と比べると、「貼れる布」で作った方は少しパリッと硬さがあります。
お好みの方法で作ってみてくださいね!
ヘアクリップにアレンジ♪
ダイソーにはヘアピンのパーツが売っているのでお花をくっつけていきます。
ボンドをおいて、つまみ細工のお花を押し付けます。
ボンドが完成すれば出来上がりです。
完成作品がこちらです!
3つのお花のバレッタとヘアピンです。
これからの時期、浴衣に合わせたりバッグに付けたりしてアレンジを楽しんでくださいね!
今回はヘアアクセサリーにアレンジしましたが、イヤリングやピアスなどのアクセサリーにしても可愛いと思います♪
つまみ細工の作り方の動画もあるよ!
今日も最後までご覧いただきありがとうございました!
アヤクフルでした!
今日は浴衣に合う「つまみ細工」の作り方をご紹介します!